掌蹠膿疱症 ジュクジュク 薬の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
夏頃から手と足が掌蹠膿疱症になり、両方の手のひらがジュクジュクして、痒みが酷く掻き毟っている状態でした。
病院ではアレロック・リザベン・ドレニゾン・レダコート・ビオチン・ミアリサンの6種類の薬を処方されているそうですが、あまり変わらず漢方で何とかしていきたいと来店されました。
40代 女性
中国医学的には『湿熱旺盛』『血熱食積』の状態と考えられ体にたまった「熱」をとっていく漢方、消化を改善していく漢方などをおすすめしました。
徐々に体調が整ってきたからか、1か月ほどすると以前のジュクジュクした状態が少しずつおさまってきているとの事でした。また痒みはまだ残りますが、以前のような掻き毟るほどかゆい状態まではいかなくなっているそうです。
便や尿の出もよくなってきているそうです。漢方を服用すると体調がいいため、引き続き飲んでいただいております。
中国医学では掌蹠膿疱症は体の中の状態を反映していると考えられ、胃腸の消化吸収をシッカリさせて体の中に老廃物をため込まないようにしていくことで、少しずつ皮膚は綺麗になるといわれています。
肉を食べることが多く、たまに食べすぎることがあるとの事でしたが、甘いもの・油っこいもの・味の濃いもの・刺激物などの摂りすぎは胃腸に負担がかかり、皮膚にも悪い影響を及ぼします。
また葉物の野菜は胃腸を綺麗にして老廃物を排泄していくと云われますので、シッカリ摂っていきましょう。食べ物の延長が漢方薬だと思いますので、いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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